初めての車の購入準備

車の購入が初めての場合に、何を選べばいいのか、 どういった手続きが必要かなど最初に知っておいたほうが良いことをまとめてみました。

どんな車に乗りたいか

最初の1台を買うときは、 まず目的を明確にしておきます。

通勤用なのか、レジャー用なのか、 一人で乗るのか、家族で乗るのかなど、 ライフスタイルをまず基準にするのがよいです。

独身の人の通勤用としてのコンパクトカー、 夫婦で乗る車、趣味に合わせた車、家族で乗るワゴンタイプ、 熟年世代の高級車など、選択肢も変わってきます。

住んでいる地域の環境も大事です。 特に都心部で考える必要があるのが駐車場の確保です。月に3万円以上もするようなところも多いので、 金銭的な負担も馬鹿に出来ません。

お金の面で考えると、 新車にするのか、中古車でいいのかという選択も大事になりますので、自分のライフスタイルと、どんな車に乗りたいのかについての条件をリストアップしてみるところから始めてみます。

車購入のタイミング

車の購入のタイミングは、ライフステージに合わせた 段階でおおきく4つに分けられるといいます。

まずは独身時代。 趣味や通勤用に一人で色々乗り回せる車を選びます。

続いて結婚した時。 夫婦で2台、という選択肢もあります。

さらに子どもが生まれた時。 子供の人数によってはワゴンタイプへの 乗り換えも必要になります。

そして熟年。 子どもが親元を離れたら、 高級車への買い替えもいいかもしれません。

車の購入資金

車を購入するために貯金してる方も多いと思います。

一般的に、車を購入するときは、 年収の約3分の1~約半分の額が目安と言われます。

これは買う人の満足感にもよるものなので一概に言えませんが、 乗り続けたい期間や、年齢が若いほど高い任意保険、 駐車場代などトータルで考えて決めたほうがいいかと思います。

準備しておく額は、欲しいと思っている車の本体価格だけですませずに、 カーナビを始めとするオプション価格や諸費用など必ず上乗せが発生する分も入れておくようにします。

だいたい買おうとする車の本体価格の2~3割 多めに見積もっておくのがよいです。

100万円の車なら準備資金は120~130万円、 150万円の車なら190~200万円程度、 という具合です。

車のローンと頭金

車をローンで購入する場合は、 毎月車にいくらを使うかも決めておきます。

毎月のローン額と価格の下落分、維持費用などを含めてローンで買えるかどうかを判断すると良いと思います。

車購入時の頭金は、支払いプランによっては 審査を通ればゼロにすることもできます。

ただ月々の支払額を抑えるためにもなるべく頭金を多く払った方がいいですし、 2~3年分の維持費を考慮して決めるのがいいかと思います。

車購入手順 1 事前準備

車の購入は、まずメーカーのHPなどでの情報収集から始まります。 本命車種を含めて、候補車を5つくらい選んでおくのがオススメです。

次に各社のサイトには見積もりシミュレーションコーナーもあるので、 そこで総支払額を算出しておきます。

車種の絞り込みができてきたら、店舗検索コーナーで最寄りの取扱い販売店を探します。

お店によって営業方針が違ったり、 こちらとの相性もありますから1つに絞らず、 2~3店舗の所在地とアクセスを調べておきます。

車 購入 手順 2 試乗

欲しい車のいくつかに候補が絞れたら、 実物の見比べ、乗り比べに行くのが良いです。

ネットや雑誌には試乗レポートから、評論、宣伝までいろいろな情報がありますが、 乗り心地などは自分が他の人と同じように感じるかはまた別の話だからです。

また、お店に行ったとしても、その場で購入を決めないといけないわけではありません。

最初は販売営業さんに、聞きたいことを教えてもらうスタンスが良いと思います。

試乗してみた上で、金額、燃費、内装、色、オプションなど、 類似車種と比較してどうかということを中心に質問すると、 理解も深まっていきます。

営業さんはできるだけその時決めてもらうとしますが、 他の店舗も回っての情報収集を優先して、 再訪したときに値引き交渉に持っていったほうが良いかと思います。

車購入の必要書類

車の購入の際に必要な書類には、次のようなものがあります。購入を決める前に準備を進めておきます。

●自動車保管場所証明書(車庫証明):駐車場を確保していることを証明する書類です。

●印鑑証明書:発行後3ヶ月以内のもの1通。

●委任状:販売店に用意されているものです。 実印が必要となります。

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