中古車査定のポイント

中古車査定 買取相場

自分の車を売るとしたら、いくらぐらいになるんだろう?
と思った時には、まず買取相場を調べてみるようにします。

今の中古車市場でどれくらいの値段で売れるかを知っておくことで、査定に出すときの交渉の基準にすることができますし、査定結果の金額にも納得しやすくなるためです。

実際に車を持って行く前に、大まかな比較見積もりを出しておくと、業者さんと価格の話もしやすくなります。

ネットで大まかな査定額を出してくれる中古車専門業者もありますし、全国の有名店100社くらいの中から選んでまとめて一括比較見積もりしてもらえるサイトもあります。基本的に無料で診てもらえるので、そこで一番高い金額を抑えておくようにします。

中古車査定ポイント

■売却時期

中古車の市場は、少しでも新しい車の方が価値が高くなるのが基本です。

査定時から実際に車を手放すまでの期間が1日でも早いほど高額査定に繋がりやすくなります。ですので高く売りたいのであれば、1日でも早く売却する方がお得です。

時期としては、フルモデルチェンジ前に売却したほうが高くなりやすいと言われています。

■査定前にアピールポイントをまとめておく

  • 定期点検は欠かさず行なっていた
  • 洗車はいつも手洗いしていた
  • 定期的にワックスをかけていた
  • 禁煙にしていた
  • 土足禁止にしていた
  • シートにカバーを付けていた
  • 故障したことがない
  • バッテリー交換したばかり

などなど、どのように大切にしたかの具体例が伝わるようしておくのがオススメです。

中古車査定方法

中古車を売却するためにお店に持って行くと、査定表を元に実際の買取価格を査定してもらう形になります。実際の査定時間は5~10分ほどの短い時間のことが多いです。

その短時間で分かる部分をみて、修復歴などをチェックされます。基準となるのは自動車査定協会が定めた「中古車査定基準」というものです。これをベースに車種と年式で基本価格が決まり、あとはマイナス点がないかどうかを見ていく形になります。

残念ながら、査定でプラスになることはあまりありませんが、カーナビがついていたり、定期点検をきちんと受けているとプラスになることもあります。

下取り額と買取り額を比較する

クルマの買い替えの場合は、いま乗っているクルマは新車ディーラーに下取りとして引き渡すのが一般的ですが、この時の価格は、新車の納車の時期を想定しています。

人気車種は特に数カ月分の値落ちを想定していることが多いといいます。値引き調整にも使われるので、必ずしも高くなるとは限らないのが実情です。

車を売るだけなら、中古車買取店のほうが高く買い取ってくれるケースもよくあります。

ですので、下取りは納期が決まったタイミングで出す出さないを決めるようにして、
納車の直前に中古買取り専門店に査定してもらってその額を比較すると良いと思います。

そこで比較して一番高いところに売れば、下取りで損するということを防げます。

買取店と新車ディーラーで査定競争させる

新車を買うときに下取りして貰う場合にやっておくといいのは、ディーラーさんとの商談に入る前に、一度買取店の査定を受けて、愛車の客観的な値段を把握しておくようにすることです。

そうすると、ディーラーの査定額が正確かどうかチェックすることができますし、買取店とディーラーとの間で、査定額を競争させることもできるようになります。

最初に提示される額は普通少し低めになるものなので、拡大の余地がある場合がほとんどです。

どちらか高い査定額を出してくれた方に売ればいいのですが、もし2万円程度の差しかなければ、ディーラーに売ったほうがよいかもしれません。

商談の最後の方の段階で、値引き額を増やそうという時に、下取査定額に転嫁することができるからです。

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